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キャッシング比較 > キャッシングニュース
信販大手のオリエントコーポレーションが2007年3月期決算で2000億円を超える
連結最終赤字に転落することが14日、明らかになった。
利息制限法の上限金利を超える金利分の返還に備え、
多額の引当金を積み増す。
みずほフィナンシャルグループ(FG)は業績の下方修正を迫られるが、
支援を検討する。
制度改正で深刻な打撃を受ける信販会社な
どノンバンクの淘汰・再編が加速する見通しだ。
オリコは早ければ月内に業績を下方修正する見通し。
これまでの07年3月期業績予想は392億円の黒字だった。
オリコの自己資本は3300億円強。
巨額の赤字で資本の大半を食いつぶす見込み。
みずほは、主取引銀行として早急に資本増強を含む支援策を検討する。
最高裁の判決により、利息制限法の上限金利[15〜20%]を上回る金利で貸し出していた場合は、
債務者の要求に応じて上回った金利分を返還する必要がある。
オリコの個人ローン残高は9000億円弱に上り、
過払い金利分返還で1000億円以上の損失が発生するとみられる。
相当額を引当金として特別損失などに積み増さざるを得なくなった。
金利規制強化で経営環境も悪化。
将来にそれなりの課税所得を稼ぐことを前提にして計上している繰り延べ税金資産も取り崩しを迫られた。
1000億円弱を損失計上するもよう。 監査法人と協議し、赤字額を固める。
主力取引銀行である、みずほFG傘下のみずほコーポレート銀行はオリコに3000億円超を融資している。
みずほCBは多額の貸倒引当金を積み増す必要が出てくる。
さらにみずほCB、みずほ銀行などはオリコが発行した優先株を引き受けている。
企業価値が下がると判断すれば、株式の評価減に踏み切らなければならず、追加損失が膨らむ。
みずほFGは07年3月期に7200億円の連結最終黒字を予測しているが、
オリコ向けで多ければ3000億円以上の与信などの関連費用が発生する可能性がある。
今後の支援方法によって再建の行方も変わるため、
みずほはオリコの決算見込みなどを慎重に見極めて自らの業績下方修正を固める考えだ。
オリコはかつて過大な有利子負債を抱え経営難になったが、
2003年6月に、みずほCB専務の上西氏を社長に迎え再建を進めていた。
05年2月には、みずほの仲介で事業面をてこ入れするため伊藤忠商事と業務提携。
伊藤忠は700億円、発行済み株式の21%を保有する筆頭株主になっている。
【日本経済新聞より】
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